HARBOR LIGHT

Identity,Graphic

2024

「神戸から世界へ響く映像作品を」という思いで、2023年神戸市に立ち上げられた映像制作会社「ミナトスタジオ」。その広報誌「HARBOR LIGHT」を企画・制作しました。KARAPPOは、冊子全体の編集・構成、アートディレクション、デザイン、ライティングを担当しています。

広報誌の誌名として、「映画館における映写機」と「港における灯台」のイメージを重ね合わせ「HARBOR LIGHT」というタイトルを提案。神戸ポートタワーなど神戸の港に散在する赤をキーカラーに採用しました。全体の編集・構成から行い、初号は、ミナトスタジオ誕生の経緯や、スタジオ初作品となる映画『港に灯がともる』に込められた思いを特集。手に取った方々にスタジオと映画を紹介し、応援いただくことを目的としました。安達もじり監督や主演の富田望生さんへのインタビューや記事の執筆もKARAPPOで担当しています。映画の撮影期間中から、神戸市内のロケ地近隣の方々や関西地区の劇場まで関係者に広く配布されました。

表紙や誌面で使用している写真は、映画『港に灯がともる』のビジュアルの撮影も担当されることになっていたフォトグラファーの平野愛さんによるものです。神戸の町並みが一望できる公園や、物語の舞台となる商店街など、実際のロケ地で撮られた写真により、映画への期待感が高まる誌面をつくりました。

Client:ミナトスタジオ
Direction, Art Direction, Design:三尾康明
Naming, Edit, Writing:三尾夏生
Design:斉藤真弥子
Photograph:平野愛*
*外部パートナー